今年 4月のソウル市長選挙は、文在寅(ムン・ジェイン)政権に大きな危機になるだろう。 文在寅(ムン・ジェイン)氏と政権与党の人気が底を向かっていく中で、野党ではその間、静かにいた安哲秀(アン・チョルス)氏が確実な優勢を見せている。
今すぐ選挙が行われば、安哲秀(アン・チョルス)氏は多分も余裕のあるように与党候補に勝つことが見通しだ。 しかし、野党がソウル市長選挙で勝てば、文在寅(ムン・ジェイン)氏と与党には大きな災いになるだろう。 文在寅(ムン・ジェイン)政権のレイムダック現象は一層強化されるので、与党支持者たちは、近づいてくる大統領選挙の恐怖に眠れないのだ。 そうなれば、現在有力な与党候補の李洛淵（イ·ナクヨン）氏は、より人気のある李在明（イ·ジェミョン）氏に近く交代するものとみられる。 文在寅(ムン・ジェイン)氏も多分退任後、安全をために必死的な姿を見せるものとみられる。
そのような理由で、与党が4月の選挙をこのまま行うことはないだろう。 何か反転カードが必要であろうが、現在の経済状況や防疫問題から見て、なかなか選挙状況を覆すだけの妙案がないのが問題だ。
今考えられることは、対北朝鮮関係で何か突破口を作ることだ。 たとえば、金正日が韓国を訪問し、韓半島に平和ムードを造成するとすれば、与党には大いに役立つだろう。 前回のように、ソウル市長選挙を「戦争か平和か」の構図に追い込む可能性があるからだ。
もう一つは、米国の民主党政府から大きな成果を得ることだ。 しかし不幸にも、この方法は実現の可能性がなさそうだ。 米国経済が深刻な状況に置かれているため、民主党政府は韓国のことを心配する余裕がないためだ。
今与党の目と耳は北に向いているはずだ。 再び与党が「北風」で選挙を逆転できるか気になる。
다가오는 서울 시장 선거에서 여당이 수세에 몰린 가운데 여당의 북풍 공작을 우려한다.
